高血圧はなぜ放置できない?生活習慣病との関係と受診を考えるタイミング
健康診断で血圧の数値を指摘されても、体調に変化を感じないため様子を見てしまう方は少なくありません。ここでは、高血圧が生活習慣病のひとつとして扱われる背景と、医療機関への相談を考えるときの見方を整理します。
高血圧は生活習慣病のひとつとして扱われる
医療機関が生活習慣病として挙げる疾患には、高血圧のほか、脂質異常症、糖尿病、高尿酸血症、慢性腎臓病、脂肪肝などがあります。これらは重なって指摘されることも多く、メタボリックシンドロームという枠組みで扱われる場合もあります。血圧の数値だけを切り離さず、ほかの項目とあわせて確認しておきたい理由です。
血管や心臓に関する相談とあわせて考える
循環器領域を診療する医療機関では、高血圧とともに動脈硬化、不整脈、心不全、狭心症・心筋梗塞といった疾患を扱っています。血圧の状態は心臓や血管の話題と切り離せない位置づけにあり、数値の相談をきっかけに心臓の状態も確認しておく考え方があります。気になる症状がある場合は、その内容も一緒に伝えましょう。
薬だけでなく食事や生活習慣も含めて考える
生活習慣病は薬だけで良くなる病気ではないという考え方を示し、管理栄養士や看護師が食事相談や生活指導に関わる体制を整えている医療機関もあります。通院を続けながら、日々の食事や生活の見直しを一緒に進める形です。どのような支援が受けられるかは医療機関ごとに違うため、相談時に確認しておくとよいでしょう。
健康診断の結果を受けた相談先を決めておく
健康診断で指摘された数値について、二次検査に対応していることを明記している医療機関もあります。紹介状がなくても初診で受診できるかを確認しておくと、相談を始めやすくなります。結果票を持参できるよう準備しておきましょう。